SSブログ

阿見飛行場 閉鎖できず・・・ [百里基地。ひこうき。自衛隊など☆]

 

ニュース コピペ

 

 




 阿見飛行場(阿見町島津)を閉鎖し、大規模太陽光発電所(メガソーラー)に転換する計画で、駐機していた小型プロペラ機9機のうち6機のオーナーが、閉鎖予定の5月以降も別の飛行場に移らないで駐機を続ける意思を示していることがわかった。

機体の速やかな移動を求めている飛行場側に対して、オーナーらは「駐機できる別の飛行場がない」との立場で、双方の主張は平行線をたどり、解決の糸口が見えない状況になっている。

 計画によると、同飛行場を所有する「小学館不動産」(東京都千代田区)が事業主体となり、滑走路やその周辺部分計約5万平方メートルに約1万6000枚の太陽光パネルを設置する。2015年4月に発電を始めるため、今年5月に飛行場を閉鎖し、6月から工事に入る予定だった。


 同飛行場を運営している同社系列の「東京航空」(同)は昨年12月、同飛行場に駐機しているオーナーに今年3月末日での駐機場の解約を通告し、今年1~3月の計3回、別の移動先について話し合った。



 ところが、同飛行場に近い竜ヶ崎飛行場(龍ヶ崎市)は、閉鎖が決まった阿見飛行場から小型プロペラ機2機を受け入れて駐機スペースがなくなったとして、2機以外の機体が移動できなくなった。さらに大利根飛行場(河内町)も、既に駐機場所はないという。

 同社は埼玉県桶川市、川島町にまたがる「ホンダエアポート」を移動先として提示したが、「車での移動に時間がかかる」としてオーナーらの理解が得られなかったという。

このため阿見飛行場の閉鎖時期は未定のままだ。

 同社は契約解除に伴って4月以降の駐機場使用料(格納庫内月額16万2000円、庫外月額9万7200円)をオーナーから受け取っていない。5月に入り、航空機用のガソリンを入れていたタンクも残りわずかで販売を打ち切っている。

 オーナーらによると、駐機を希望している6機のうち、5機のオーナーは同社に駐機場使用料の支払いを申し入れたが受け取りを拒否されたとして、水戸地方法務局土浦支局にそれぞれの4月分の駐機場使用料を供託金として納めることにしている。

 オーナーらは5月以降も毎月、供託を継続する予定という。

阿見飛行場に20年近く駐機しているオーナーパイロットの竹田弘道さん(69)(稲敷市)は、「近隣に駐機場がないので困っている」と話している。

 同社の永吉修一社長は、「誠意をもってオーナーと対応したが、理解が得られなかった。今後は弁護士と相談して対応を検討していきたい」としている。


2014年05月14日 Copyright [コピーライト] The Yomiuri Shimbun


nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。